気になったことなど

文化とは次世代に向けた記録であり、愛の集積物である。

テレゴニー遺伝という女性に都合の悪い事実

人類初のビジネスとは何か?

それは、男の場合、戦争の兵力となる傭兵であり、女の場合、身体を売る売春だったらしい。

要するに、「女の体」は男の労働力に対応するものなのだ。

しかしながら、自分の体を商品化することは、感染症や望まない妊娠、周囲からの蔑視などリスクが大きすぎる。

そのため、余程差し迫った状況にでもならない限り、普通の女性なら売春業に従事することはしない。

せいぜいお金持ちとの結婚で、旦那と自分の財布を紐づけるくらいが一般的な立ち回り方だ。


ところが、社会の発展が進んだ現代日本において、人類史に稀な状況が出現している。

たいていの感染症は、薬学の進歩で改善され、

妊娠リスクは、避妊具の進歩によって、まるでポリオのように克服された。

売春業に対する蔑視も、AV業の浸透とポルノの一般化で解消されつつある。

同時に「女性も稼がなければならない」日本で起きている現象とは、売春稼業の一般化だ。


現代の日本女性は、人類史の常識を覆すかのように、平然と体を売っている。


ある調査によると、日本の売春従事者は30万人、売春経験者に至っては20人に1人と推測されている。
日本女性の総数は約6463万人だから、国内には約320万人以上の売春経験者がいることになる。(表面化しない援助交際などを含めるとさらに増える)

この女性たちからすれば、

効率的にお金を稼げ、かつリスクも極めて縮小化された売春業は、非常に都合のよいものなのかもしれない。

性病リスクは未だ残るが、多くは薬で治るし、不治のHIVさえ排除すれば、残るリスクは倫理観の問題くらいである。

一生隠し通しさえすれば、就業中は何も考えずに性行為をするだけで、月に30万円、女性によっては100万円以上の収入が得られる楽な環境。

「お金さえあれば何でもできる」資本主義の時代にあって、AV女優や売春女性の中には自分のことを勝ち組の上位だと思っている人が案外多いのではないだろうか?


ところが、この楽観を覆す研究が2014年にオーストリアで発表されている。


結論をかいつまんで言うと、「女性が過去に性的関係を持った男性の遺伝子は女性の体内で保存され、血縁関係の有無に関わらず、生まれてくる子どもの形質に影響を及ぼす」のだそうだ。


この研究では、ショウジョウバエを使って子供世代の形質の分析が行われた。

その結果、

両親となるハエのパートナーが交尾をして生まれた子供の形質は、本来の父親よりも以前に交尾をしたパートナーの影響を多く受けているというから驚きだ。


端的に言えば、テレゴニー遺伝が証明されたわけだ。


このテレゴニー遺伝は、夫婦の間に生まれてきた子供が、確かに夫婦のものなのに、何故か妻の過去の交際相手に似た容姿をもって生まれてくる現象である。
それ自体はアリストテレスの時代から観察されていた現象だが、「獲得遺伝」の科学的立論が難しいという理由で今まで退けられてきた現象でもある。

武谷三男の生物学思想―「獲得形質の遺伝」と「自然とヒトに対する驕り」

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詳細な情報に乏しいため、これは私の憶測に過ぎない。

しかし、私たちが何気なく笑い話にしている話の中にも、よくよく考えれば「テレゴニー」を思わせるものがある。

例えば、元プロ野球選手として活躍した駒田徳広選手の妻が「黒人の容貌をした赤子を生んだ」というエピソードはテレゴニー遺伝を思わせる例ではないか。

駒田選手の元妻からすれば、当時日本最強の巨人軍のレギュラーを裏切ってまで他の男性と浮気をし、子を設けるような動機は希薄なはずだ。
それに仮に間男との間に子供でもできたなら、普通なら堕ろすだろう。

それがないということは、日本人である駒田選手と妻との間に黒人の容姿を持った子供が生まれたということになる。
獲得遺伝の影響を想定すれば、一見不可解なこの現象が可能になる。
つまり、駒田氏の元妻の体内に保存されていた、過去に交わった黒人男性の遺伝子が影響を及ぼしたという推測である。
もちろん、駒田選手の元妻に黒人の元彼がいたかは定かではない(ワンナイトでもありえる)が、仮説として挙げることは間違いではない。


自分の経験を振り返っても、筆者の高校時代に、不思議なクラスメートがいた。

そのクラスメートは、純日本人の両親を持っていながら、ウエンツ瑛士的なハーフ顔で、専門教育も受けていないのになぜか英語が流暢。

そして、母親は海外留学経験持ちで溌剌とした、見栄の強そうな(今でいうキラキラ系の)女性。

親しく接したので、彼の父親とも対面したが、容姿は全く似ておらず、雰囲気も違う。

そうした彼のハーフ顔に言及すると、コンプレックスなのか、ひどく反発していたことを思い出す。


そのほかにも、インターネットの検索ボックスに「テレゴニー遺伝」と書いてクリックすると、でその存在を思わせる経験談が知恵袋などに多く残されていることが確認できる。

そんな実例が至る所に散らばるテレゴニー遺伝が、正式に科学の裏付けを得たのである。このことが及ぼす影響は大きい。



何よりも認め難いのは、生まれてくる子供の形質が、実際の父親よりも母親が過去に関係を持った相手から多く影響を受けることではないか。


自由恋愛なら相手を選べるのでまだ問題は少ない。

しかし、完全受け身のAV女優や売春女性からすれば背筋の凍る研究結果だと思う。


売春女性にありがちな「客と旦那は別。無関係だから売春しても問題ない」という無邪気な考えは一撃で粉砕されるだろう。


仮に、売春業から足を洗った後に、過去を隠して理想の男性と結ばれても、生まれてくる子供の遺伝子には、過去に交わった売春客のものが影響を与えてくるのだ。

なんてこった。


そして、この研究成果は、男性に与える衝撃も大きい。

理由は単純で、一生を遂げる決意で結婚した相手が、どこの馬の骨か分からない、人間の遺伝子を残してくるというのだ。

単純に考えて、絶望を超えて強い怒りさえ覚える話だろう。場合によっては事件に繋がりかねない。

怒らない人でも、心理的な去勢レベルの影響を受けると思う。

妻の過去を完全に把握できる夫はおそらく少数だから、去勢とはいかなくても、男性全体に潜在的な恐怖心が芽生えてしまうはずだ。

とくに、未婚男性のほとんどは、AV女優や売春女性との結婚をためってしまうだろう。

ヨーロッパの王族は、離婚歴のある女性を妻に選ばなかったそうだが、それもテレゴニーを意識しての判断だったという説がわりと一般的だ。

王族ほど高貴でない一般人でも、売春客やAV男優に似た子供を生んでくる女性は避けたい。

とはいえ、このおぞましい現実も、”配偶者候補から元ヤリマンや売春女性は外した方がいい”という男性の審美眼の向上に役立ったなら意味があるのではないか。

また女性にとっても、売春にふみ切ろうか悩んでいる人を引き止める効果も期待できる。

我々はこの研究成果を否定するのではなく、正面から向き合うべきだと思う。

つまり女性は過去に交わった男性の遺伝子から影響を受ける可能性が高いのだ。

その意味で、一見ノーリスクに見え、横行が激しい売春業についても、再び捉え直すべき時期に差し掛かっているのだと思う。