気になったことなど

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山口県下関市にある国民旅館「天海」に泊まってみた

旅の途中で私が泊まったホテルについて、知恵袋で以下のような質問が見つかりました。

detail.chiebukuro.yahoo.co.jp


私が山口県下関市に訪れたのは片手の指で数えられる程度ですが、現地は交通の要所でありながらネットカフェなどの手軽な宿泊施設に乏しい印象を受けました。
もしかすると、数ある旅館の中でも安い部類のこの旅館には、下関を訪れた人たちからの一定の注目が集まっているのかもしれません。

上に挙げた知恵袋の返答を見てもよくわからないという内容ばかりなので、僭越ながら、今回私がレビューして参りたいと思います。

国民旅館 天海
宿泊費  3800円(フロントに掛けてある札を参照。休日は4800円に値上がりする模様)
値引き後 3500円

ただし、設備は老朽化しており客も多くない様子なので、交渉すればさらに値引くことが可能だと思います。


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(部屋の内装)

旅館の構造は1階にフロント、2階に食堂、3階〜に客室と浴室が設置されています。
3回の部屋は和式の縦長の部屋で、ベッドと大型の机、大型テレビと洗面台が備え付けられていますが、備品のどれもが大型なので客が自由に使えるスペースは大きくないです。一人旅の身には問題ありませんでしたが、家族や複数人での滞在となると狭苦しく感じてしまうかもしれません。
窓には、縦長の部屋に沿って幅の広い窓がついています。しかし、部屋の床から窓までの距離は短く、落下防止の柵もありません。子供でも簡単に顔を乗り出せてしまうため子持ちの方は目を配らせておかないと事故につながる恐れがあります。上の写真では、写りの関係で低地の部屋に見えますが、実際は3階でもそれなりの高さがあり十分危険です。
また網戸がないため窓を開けたら虫が入ってきます。おまけにエアコンも時間限定での使用(後述)なので夏は窓を開けざるを得ず、虫に悩まされてしまうかもしれません。

なお旅館は、水商売のお店もある歓楽街(?)に面しているため、夜は人の往来が騒がしくなることもあります。
しかしそこは防止策が取られていて、窓が二重に設置されているため二重窓にすることで音を遮ることができます。防音の面では優れているといえるかもしれません。


しかし、設備の不備に関してはいただけないものがあります。
エアコンの使用は時間限定のみ可能で、午後の3時30分から午前の7時30分頃までしか使うことができません。
午後3時30分スタートなのはチェックイン開始の時刻と同時なので仕方ないでしょう。
しかしチェックアウトの朝10時までまだ2時間以上もある朝の7時30分に突然エアコンが切れる仕組みには疑問を持たざるを得ませんでした。

お客さんには、仕事で疲れてチェックアウトギリギリまで寝たい人や、朝から作業に励む人もいるでしょう。

それなのに突然予告もなくエアコンが切れたのでは、暑さで目を覚ましてしまうかもしれないし、作業も妨害されるというものです。

また入浴も午後の4時30分から利用可能ですが、温水が出ずに水風呂だったり、朝風呂での温水使用も不可だったりと不満は多かったです。

旅館の女将さんは、丁寧に接客してくれましたが、コスパはイマイチといったところです。
正直値引き後の3500円でも若干高いと感じました。個人的な体感では正価は3000円といったところでしょうか。

まあ下関駅周辺にはネットカフェもなく安宿も少ないので、適正価格に収まっているのでしょう。

500円追加料金を払えば2階の食堂で朝食が食べられるそうですが、こちらは試していません。