Ossan's Oblige "オッサンズ・オブリージュ"

文化とは次世代に向けた記録であり、愛の集積物である。

韓国人の日本移民ブームがくるのではないか

現在、日韓の査証制度においてはノービザでの渡航が許可されています。
人の移動が自由化された結果、訪日韓国人は2012年の204万2775人から、2016年には509万302人と伸び率40%以上の上昇傾向。
外国人の訪日ブームを活気付けています。


訪日韓国人が増えることに対して賛否あると思いますが、
今回、私が韓国に渡航してみて思ったのは、これから韓国人の日本移民ブームが来るのではないか?という印象でした。
一体それはなぜでしょうか。

以下3つに分けて理由を述べたいと思います。


1、物価と給与の面から

韓国の物価は日本とほぼ同じかそれ以上です。
正直、私も韓国に渡るまでは、韓国に裕福なイメージはなく、物価も貧困層の基準に抑えられているのだろうと思っていました。
しかし渡航しすぐに日本より安いのは電車代やタクシー代などの限られた領域であると気づきます。
先進国から発展途上国に移動した時のような、物価面での感動を韓国で味わうことは難しくなっています。

コンビニが普及しているのは韓国も日本と一緒ですが、そこで扱われている商品の値段は、日本よりも高いものが目立ちます。お菓子は質の良いものを買おうとすれば150円から300円は必要。
また、韓国では屋台や商店街が残っていますが、屋台で食べた安っぽいチヂミでも300円はしました。日本なら露店のたこ焼きみたいなものでしょうか。
韓国の物価は日本と変わりません。いや多くは日本以上なのです。


では、給与面はどうなのかというと、それが低いのです。
なんとコンビニ店員の時給は500円にも満たない額で、ほとんどは最低時給も適用されず250円−450円なのだとか。
給与が低い一方で物価が日本並みとなると生活苦は避けられません。韓国国民は、持つものと持たざる者に分離し、国内には大勢のワーキングプアがいることが予測されます。

そうしたワーキングプアたちは、より住みやすい環境を求めて海外に働き手を求めるのではないでしょうか。
筆頭はやはりアメリカ合衆国でしょうが、距離が近く、安全で物価が安く、韓国に比べて高給与の日本が候補地に挙がり安いことは容易に想像がつきます。

また自民党が推進する移民受け入れ政策も追い風となるでしょう。

同じ仕事を隣国の日本でやるだけで給与は2倍以上に膨らみ、物の値段は韓国以下という優れた環境を求めて韓国人は日本への移民に積極的になるでしょう。





2、両国のシステムがほぼ同じなので困らない
また韓国に入国して驚いたのが、街の景観や交通システムなどが非常に日本と似ていたことです。
韓国は日本の統治と指導のもとで近代化した国です。ですから開発に日本の技術や技術者が用いられたことは容易に想像できます。しかし釜山などの中心都市の景観は、東京の都市とほぼ同じで、違うのは本当に人と看板のハングルくらいだったりします。タイをはじめいくつかの東南アジア諸国のインフラも日本と似ていますが、韓国の場合はあまりの酷似に誰もが驚くでしょう。
要するに、国境をまたいだ時に生じるはずの違和感が少ないのです。

電車も、駅の券売所で乗車券を購入して乗車するまでの流れは日本とほぼ変わりません。
違いがあるとすれば、韓国の大衆鉄道は地下鉄がメインなこと、券売所から出てくる乗車券が日本のような使い捨ての紙チケットではなく、使い回し可能なプラスチック製のコインやカードを使った電子認証形式なことくらいでしょうか。ちなみに、このコインは紙資源の節約のために導入された仕組みで、チケットの放棄を防ぐために乗車券の料金に保証金として500W(約50円)が加算され、目的地の改札口を出たあとで横の機械に挿入して払い戻しを受ける仕組みになっています。
この点は、少し日本とルールが異なりますが、一回経験すれば問題なく使えますし、日本の電車の方がシンプルなので韓国の人が日本に来て困ることはないでしょう。



3、距離が近いので、旅行を安く、早く済ませることができる
なんといっても、距離が近く、移動が容易なことは見逃せません。
韓国から日本までフェリー1本で移動できますから、日本に移住しても休日などを利用して簡単に母国へ帰国することができます。
同じ先進国でGDPの高いアメリカやドイツへの移住は時間も費用 もかかりますが、それに比べると隣国の日本の方が楽ですよね。


4、日本の女性は優しい
韓国に渡って気の強そうな女性を多く見ましたが、実際に強いようです。笑
そうした気難しい韓国女性を扱うよりも、優しくて断るのが苦手な日本女性の方が恋人にするには簡単でしょうから、これも韓国人の移民モチベーションになるかもしれません。AVなんかも韓国人の間で見られているようですしね。