Ossan's Oblige "オッサンズ・オブリージュ"

文化とは次世代に向けた記録であり、愛の集積物である。

外国人観光客には空港で検疫を!

アメリカ映画でよくある「今あなたたちに危険が迫っています」というセリフがふさわしいのではないだろうか。

梅毒の感染が増えている。
梅毒の症状は、約10年かけて4段階の症状を辿って進行し、最終的には死に至る。先天性での発症も起こる。
とはいえ現在の発達した医学では、有効な治療法が確立されており、症状の3段階以降には進行しにくいとされる。
しかし恐ろしいのは、梅毒感染がHIVの感染率が高めることである。梅毒によって作られた炎症や潰瘍がHIVウイルスの侵入経路になるためだそうだ。

つまり梅毒は、それ自体は治療方法が確立されているが、治療方法の未確立なHIVの2次感染を引き起こす恐れがある危険な性感染症だ。
治療できるからといって安心してはいけない。

したがって、いますぐ梅毒感染の拡大に歯止めをかけて、HIVの蔓延を防がなければならない。
もし国内にHIVが蔓延すれば、国家運営のすべてにマイナスに作用することは明らかである。
国家イメージの毀損、企業の経営悪化、少子化の加速、人材流出の加速、訪日外国人の減少、死亡率の増加は避けられないだろう。

では、近年の梅毒感染者の増加はどのような背景の下で起きているのだろうか?

次のグラフは、BuzzFeedNEWSの記事『梅毒が大流行、42年ぶりの感染拡大 20代女性で急増、厚労省は「危機的な状況」』(https://www.buzzfeed.com/jp/kotahatachi/baidoku-kyuzo?utm_term=.fd8rob0RP#.kkO6pBeL2)
から引用した1972年以降の梅毒感染者の推移を示すグラフである。

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このグラフを見ると、日本の梅毒感染は1972年から2010年頃まで下降の傾向にあり、1972年には5500件近くあった感染報告は、1990年代には1000件以下にまで減少。以降2010年までほぼ横ばいで推移してきたことがわかる。
ところが2010年以降、突然、梅毒感染報告の増加率が激しくなっており、2016年には1970年代と同じ4000件代まで復帰している。

一体なぜだろうか。
BuzzFeed Newsの記事によると、厚労省結核感染症課の担当者は、同サイトの取材に対し「原因はわからないが、危機的な流行だ」と答えているという。

しかし、梅毒感染者の急増は2010年以降、とくに2012年以降顕著である。
この急増には、必ず理由が存在するはずであり、蔓延から6年以上経つ現在に至っても原因が特定されていないのはおかしいのではないか。

1990年代から2010年までの20年間にかけて、1000件以下で推移していた数値が、2010年以降のたった6年間で4倍以上に膨らんだのである。
これは「日本人の性が乱れた」という説明だけでは説明しきれない。日本人の性は、インターネットの開放後、AV産業の興隆とともに乱れる傾向にあった。
しかし、梅毒感染者が急増するような事態には繋がっていない。

断言しよう、急増した梅毒感染は外から持ち込まれたものだ。それも、2012年以降の安倍政権による外国人観光客の呼び込みがもたらした結果である。
安倍政権の方針によって急増した中国人観光客たちの母国では、梅毒が蔓延しているのである。
梅毒感染者の急増の開始年は、2012年と安倍政権の発足と一致しているし、日本に訪れた中国人観光客の「爆買い」には性風俗店でのサービスが含まれていることも事実だ。もはや疑う余地はない。そんなことは誰でも予測出来ると思うのだが、国家の保健を司る機関が、仮設すら出さずに「原因は分かりません」としらばっくれることに私は理解が及ばない。
日本に梅毒とHIVを蔓延させる意図でもあるのだろうか。それとも口封じでもされているのだろうか?

厚労省は国民に原因分析に努める代わりに、真剣さのかけらもないポスターを作ってヘラヘラしているようだ。
セーラムーンと梅毒に何の関係があるの。

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これまで梅毒感染の傾向が低かった日本人よりも先に啓蒙と検査を実施すべき対象がいるだろう。

ぞれはさておき、梅毒感染のルートが中国由来だと分かれば、まずは対策を打たねばならない。
政府統計などによると、1950年代の日本には最大12万の患者がいたそうだが、当時はHIVという病が存在しなかった。
HIVのない時代なら、いくら感染が広まっても治療を施せば治る。
しかしHIVに対する有効な治療法が確率していない以上、HIVをもたらす梅毒は根絶を指さなければならない。
梅毒の感染を放置することは、HIVの蔓延を放置することに等しい。

ではどうしたらいいか。
梅毒は治療法の確立された病なので、早期発見できれば治療できる。
その意味では、梅毒検査をよびかける厚労省は正しい。

しかし足りないのは、感染源の遮断である。
梅毒の蔓延国からの訪日客が増えているのに、なぜこの層を疑わないのか。
彼らは空港から入ってくるのだから、空港で訪日中国人全員に検疫を施せばいい。黒なら即入国拒否だ。
彼らは、梅毒の蔓延地帯からやってくるのだから、感染を疑われるなら検査するの普通だだろう。

このような施策をとらないと、いずれHIVの増加報告も聞こえ始めるだろう。
厚生労働省エイズ動向委員会によると、2015年のHIVの新規報告件数は1006件。
2008年の1126件をピークとして、年間1000件水準でほぼ横ばいに推移しているらしい。
まだHIVの蔓延は起きていないということだ。(未報告なだけかもしれないが)

今すぐ梅毒感染に歯止めをかければ、HIVの蔓延は防げるかもしれない。

いますぐに空港に検疫を設置するべきです。