Ossan's Oblige "オッサンズ・オブリージュ"

文化とは次世代に向けた記録であり、愛の集積物である。

フィリピンで貴重品の盗難を防いだ方法

フィリピン人の世帯には家族計画という概念のない人たちが多く、路上にはストリートチルドレンが溢れています。
インドもまたストリートチルドレンが溢れる国ですが、彼の国の子供達は愛想が悪く、小銭を恵んでも礼一つ口にしないことも珍しくありません。
それに比べたらフィリピンのストリートチルドレンは礼も欠かさず、食べ物の現物支給でも喜んでくれるので、まだ助けてあげたくなるものです。

そんな可愛いストリートチルドレンでも、空腹が限度を超えれば盗みを働くこともあります。

特にフィリピンは旅行者を狙った盗難件数が多く、貧困地域の中に入るのならば、防犯対策は欠かせません。
貧困街などでは、突然子供の群れが押し寄せてきて、去ったかと思うとポケットに入れていた財布がなくなっていた、といった事例が後を絶たないようです。

私も先日フィリピンを旅行しましたが、貧困地帯やスラムを何度も歩きながら、被害は0です。
私がとった盗難対策は以下の通りです。


1、腹回りにつけるポーチを購入
貴重品管理のために欠かせないのがポーチです。
これは財布やパスポートの管理のためにどうしても欠かせないので、ぜひとも事前に手に入れておきましょう。
100均でも売っていますが、貴重品をしまう重要なポーチなので、質の良いものを購入することをお勧めします。

財布やパスポート等の貴重品をポケット中に入れたのでは、膨らみやはみ出しで外からわかるので、泥棒から格好の的にされます。
またカバンやバッグに入れると、万が一置き引きに遭った時に、すべてを失い、立ち往生です。

しかし貴重品を腹回りのポーチに入れて上から服を着ておけば、外からは分かりづらく、それだけ狙われる危険性が減ります。
そうすれば仮にバック等の置き引きに遭遇しても、貴重品は無事なので、対策を打つ事ができます。

また、たいていポーチのチャックには先端の取っ手に穴が開いているので、そこに安全ピンを通して服と結んでおけば、スリに遭う危険性は極小に薄まるでしょう。
それでも強盗は防ぎきれませんが、こればかりは命に関わるので、あり金を全部渡すしかないようです。
強盗に反抗して殺された日本人の方もいるので、抵抗しないように気をつけたいところです。相手は銃を持っています。


2、100均のチェーンを購入しスマホとポーチを結ぶ
日本にいるうちに、このようなチェーンを購入しておきましょう。
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日本の100均で売っています。
このチェーンの一方をスマホと結んで、もう一方を安全ピンをつけたポーチの取っ手の穴に結んでおけば、
ひったくりがスマホを盗もうにも、体と連結しているので引き離すことができません。
チェーンは外部から見えるので、防犯対策してるぞ!と、泥棒に釘を刺すこともできます。

また、スリ対策のみならず置き忘れや紛失の防止にもなるのでオススメです。

フィリピン滞在中、夜中にマニラの危険地帯を歩くなどの危険行動もとりましたが、このような防犯対策をとったところ、一度も狙われることはありませんでした。
よければ参考にしてください。