Ossan's Oblige "オッサンズ・オブリージュ"

文化とは次世代に向けた記録であり、愛の集積物である。

今の政府の破綻は避けられないなと思った理由【自然怖い】

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2016年、震度7の地震が熊本県益城町を襲い、50名の命が犠牲になりました。
犠牲者の方々の御冥福を心よりをお祈りいたします。

益城町は、家屋が密集する地域だけに被害は深刻です。家々が倒壊するなど深刻な影響を及ぼしています。


当時、現地に向かった私は、家屋の倒壊状況の予想以上の酷さに沈黙したものです。

道路に沿って並んだ家々が立て続けに倒壊している区画があったり、倒壊には至らずとも亀裂により傾いているような家を30~50件ほど目にしたと思います。

理不尽な自然災害にたたずむ人たちを救うことができない無力感を覚えながら熊本を後にしました。


この自然災害は、私の脳裏に自然災害の恐ろしさと自然災害に対する人工物の脆さを印象づけました。


その脅威は、国家すらも転覆させかねない破壊力を潜めています。

先日、広島県に訪れた時にも、同じことを感じました。

広島駅の近くには、マツダzoom-zoomスタジアムが立地しており、付近は広島カープの赤で彩られた商業施設や看板が林立しています。

そんな球場へ至る道を通り過ぎると、道路に面し、正面を渡った先には坂があります。
ここを上っていくと、川の上に大きな橋が架かっているのですが、木製の板で構成された歩道の損傷が無視できないレベルに達していました。

木材の破損した部分を踏むと、人間の体重に負けて陥没し、ギシギシと音を立てるほど。

また橋は市内と郊外を結ぶ交通の要衝らしく、幅広で長く、中央には車道が走っています。

朝は、学校に向かう多くの学生が自転車で通り過ぎるのでしょう。

それなのに、痛みやすい木材の設計はおろか、怪我に繋がりかねない損傷が放置されていることに驚きを隠せませんでした。

2017年の降雨量は、例年にない激しさだったので、その影響で木材の部分が痛んでしまったのかもしれません。

あのまま放置すれば事故につながるので、おそらくは通報がきっかけとなって補修工事が行われるのだと思います。

当然ながら負担は、税金を通して住民が支払います。

しかも、木材でできているので雨が降るたびに劣化が進み、補修工事を重ねることになるのは必至です。


そんな橋が、全国に1つや2つではないのです。

1970年代の日本政府は、「日本列島改造計画」と称する公共事業を掲げ、大きな橋やトンネル、建物を全国に林立させました。

自然もまだ穏やかな状態で、今のような異常気象はありませんでした。
中国やインドなどのBRICKsも途上国のまま放置されていて、資源消費が少なかったからです。
そのため、建物の劣化速度も緩やかなという計算があったのかもしれません。

結果として日本に作られたインフラは、橋 : 約699,000個、トンネル : 10,300個、舗装 : 約3,100㎡です。
もちろん、こうしたインフラが市民生活を支えていることも事実でしょう。
しかし、老朽化した場合は二重の意味で脅威になります。

災害時の被害拡大という外傷性リスクの負担と、復旧に要する財務負担です。


東南アジアの国と違って、安全性は、日本政府のアイデンティティです。

国家イメージのために安全神話を崩す事象は排除しなければなりません。

しかし、そのような国家財源もなく、インフラ崩壊リスクも高まるばかり(途上国の発展に伴う気象異常に巻き込まれる)という追い詰められた状況にいるのです。

ただでさえ債務過剰な国庫に更なるプレッシャーがかかり、政府の行く末に暗雲が立ち込めています。

MLBの年俸推移から考える「若者の不遇」

経済発展の恩恵に浴してきた老人世代と比べると若者世代は苦境に追いやられているように見えます。

重くなっていくばかりの税金は、社会保障、年金などに消えます。

こうしたサービスを利用するのは老人世代であり、若者世代へ直接の恩恵はありません。

非正規雇用が猛威を振るい始めたのも、小泉改革が始まった2001年以降です。

老人世代が現役の頃は、雇用規制の盾に守られた時代です。

正社員としての能力が欠けていても、ぬくぬくと会社にぶら下がることができました。

また周辺国との領土問題、ゆとり教育、暗記教育などの問題は、老人世代の作った問題が棚上げにされる形で社会に存在しています。

手厚い社会保障を守り抜こうとする老人世代に比べると、「若者は奴隷である」と考える人が現れても不思議ではありません。

では、若者は本当に不遇に遭っているのでしょうか?

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Youtuberについて思うこと

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多種多様な動画がひしめくYoutube。
音楽やスポーツを好む人なら、誰でも一度は利用した経験があると思います。
そんな知名度を誇るYoutubeで、動画内の広告から巨額の報酬を得るYoutuberという新興地主階級が現れてきました。

彼らの収入がこちら。
http://www.tuber-town.com/channel_list_c/all_yd_1.html (Tuber Town)
1位のはじめしゃちょーの4億9384万円を筆頭に、4億円台のYoutuberが3名。3億円台が4名をはじめ、なんと1億円以上の収入を稼ぐYoutuberがこのランキングだけでも30名も存在している模様です。
彼らの特徴は、なんといっても平均年齢の低さ。
世間では若者の不遇だの騒ぎ立てる声も大きいですが、そんな声を黙らせるかのようなインパクトを放っています。

彼らについて考えてみたいと思います。

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ミスドに女性と高齢者が多いのとインド人の甘い物好き

インドに行ったことのなるなら誰でも知っているように、現地の食べ物は「辛い」か「甘い」のほぼ二択です。

経験上例外はなく、焼きそばやチャーハンも決まって辛味で、マサラティーにも辛味を発する香辛料が混ざっていたりします。

インドに限らず、熱帯の人々が辛いもの好きで共通しているのは、辛いものが発汗によって熱を下げてくれるためだという話もあります。

しかし辛い物ばかりだと口の神経が痺れてスッキリしません。

そんな時のために、スイーツが用意されています。

スイーツはインドの食文化として完全に定着しており、大量の辛味成分を摂取した後で同レベルの糖分で中和するパターンが慣例化しています。

現地のあちこちにドーナッツ、菓子パン、お菓子を扱う店舗が見られますが、扱っているスイーツはどれも激甘です。

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愛について考えてみる

NARUTOうちはイタチ曰く「人は誰もが己の知識や認識に頼り、縛られ生きている。・・しかし、その現実は幻かもしれない」

だとすれば、自分が誰かに対して持っている感情もまた思い込みかもしれない。愛もまた幻かもしれない。

思えば思考というのは、感情を表す「喜」、「怒」、「哀」、「楽」といった名詞を感情と慣習的に結びつけて認識しているだけの曖昧なものである。

誰かを愛していたはずなのに、本当は全く違うものを他人にぶつけていて、それに気づいたときに自分も相手も傷つけてしまうかもしれない。

そんなことを何度か繰り返してきたように思う。

だからこそ、一度愛について再定義しておきたいと思う。例え正解には至らずとも考える事、思考を開発すること、誤りを減らすこと、それ自体に価値を置きたい。

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人口爆発は信用経済の副作用

人口爆発の原因
世界人口は70億人を突破し、2040年には90億人を突破する勢いで上昇を続けています。
背景にあるのは、文明の発達による死亡率の減少です。
さらに細かく見ると、

1、医療の発達による死亡率の低下
2、食糧生産力の増大と貿易の活発化による飢餓の克服


この2つが指摘されるようです。

しかし、あえて言うならば、これらの根底にある「信用経済」という条件をなくせば、人口は一気に収縮に向かうでしょう。
それが良いか悪いかは置いておいて、なぜ信用経済をやめれば、人口爆発が抑制されるのか、書いてみたいと思います。

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資本主義に関するつぶやき

大航海時代に植民事業を任されたのは、国家直属の軍隊や官僚ではなく、企業組織でした。
あの時代のヨーロッパはほとんどが同じ方式を採用し、各国が設立した「イギリス東インド会社」はその象徴的な存在です。

こうした企業の活動から資本主義が生まれ、社会生産を効率化する制度として世界中に普及していきました。

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グローバル時代に強い歴史背景とは。【ネットワークがない国は弱い】

「グローバル化」を嫌う日本人が多いのは、歴史的に開かれた「国際ネットワークの乏しさ」に原因があると考えます。

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歴史学習に効果のある、光栄の「蒼き狼と白き牝鹿」を効率的にプレイする方法

蒼き狼と白き牝鹿」シリーズは、1985年より光栄(現・コーエーテクモゲームス)が発売を開始した歴史シミュレーションゲームです。

12〜13世紀のユーラシア大陸を舞台に、全ユーラシアの支配を実現することがゲームのクリア条件となりますが、

単なる戦争ゲームの枠を超えて、軍事、経済、気候、人物といった要素が概ね史実に忠実です。

そのため、面白い上に学習効果も期待できるゲームとして、筆者は全年齢層にプレイを推奨しています。

学生の方なら学習に効果があるでしょう。(学生は何をしたらいいか分からずに時間を持て余しがちだが、そういう状態にある人に特にプレイしてもらいたい)

社会人の方なら海外に目を向け、知るきっかけになるでしょう。

すでに歴史好きという人は、史実を舞台とするゲームなので大いに楽しめ、さらに理解が深まるでしょう。

つまり、史実の再現にこだわっているため、プレイして絶対に損はないのです。


光栄のファミコン時代の歴史ゲームには、

中国の戦国時代をテーマにした「三国志

フランス革命を扱った「ランペルール」

そして誰もが知る日本戦国時代の「信長の野望」シリーズがあります。


これらはいずれも面白い上に歴史理解にも役立つ、有益な作品なのですが

光栄のゲームには、プレイを妨げるある共通の欠点があるのです。

それはプレイに時間がかかりすぎることです。

47都道府県の代表で人生ゲームをすると考えれば分かりやすいでしょうか。

ゲームには、勢力を単位とするプレイヤーの数が40や50個は登場します。

これらのすべての主体が、世界覇権を目指して戦略を練って行動していくため、プレイに膨大な時間がかかってしまうのです。


当時のAI能力ですから、次のターンが回ってくるまで1分くらいかかりますし、

各主体が戦争を起こすと、さらに待ち時間は長くなります。

正攻法でのプレイでは、どう頑張っても攻略に数日はかかってしまいます。


とはいえ、これらのゲームには、面白いだけでなく史実の歴史が記述されており、

光栄が果たした人類への貢献を役立てないことは罪であると私は確信しています。

では、光栄のゲームが抱えるプレイ時間の長さを短縮するには、どうすればよいのでしょうか。

本記事では、歴史学習に効果のある光栄のゲームを、効率的に遊ぶ方法について説明していきたいと思います。

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ベーシックインカムなんてありえねえよって話

ベーシックインカムの議論が盛んですが、個人的にはベーシックインカムなんてありえねえ!
という結論で落ち着いています。

それはなぜでしょうか?

これは観念的という批判を受けそうですが、あえて言います。
社会主義と資本主義を同時に追求することは基本できないためです。

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水のきれいな土地は女性が美しい? 【水景都市は美女の宝庫?】

「水の都」とは、水景が都市景観に大きな役割を果たす都市のことを指します。

日本では、東京都23区をはじめ、大阪県大阪市、広島県広島市、福岡県川柳市、熊本県熊本市、愛媛県西条市、宮崎県延岡市などがこれに該当するようです。

自分は、上記全ての都市を訪れましたが、どの都市も「街を歩く女性が美しい」ことで共通していました。

外国を見ても、イタリアのヴェネツィア、オランダのアムステルダム、ロシアのサンクトペテルブルク、タイのバンコクなど、女性の美しさをイメージできる都市が並びます。


「水の綺麗な都市は、女性が美しい」

これは旅人が多く口にする言葉です。

しかし、それは事実なのだろうか?

ということで、旅の回想も兼ねて、水質と女性の美しさの関係について考えてみたいと思います。

もちろん美醜の感覚は十人十色だし、一回の旅で都市の女性を全て見ることはできません。

あくまで私の一意見を述べたいと思います。

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焼肉食べ放題で犯した失敗【恐怖の栄養素・アリシンについて】

食べ放題の魅力は、種々雑多な料理を楽しめることです。

しかし、ここに思いがけない罠があることをご存知でしょうか?

私が犯したミスを共有することで、食べ放題の罠に掛かる人が減れば幸いです。


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1. 食べ放題のメニューには、地雷が置かれている

IT化の波は焼肉店にも押し寄せ、座席の端末からオーダーできる店舗が増えています。

カラオケの端末と同じ要領でメニューを開くと、肉に限らない品目の多さに最初は誰もが驚くことでしょう。

とはいえ、せっかくの食べ放題ですから、非日常を楽しみたいはず。

きっと栄養価の高い肉、丼もの、アイスクリームといった高カロリーの料理を注文することでしょう。

とはいえ、重いものばかりではよくないと、胃を労って野菜を口にしたくなるはず。


しかし、野菜メニューに思いがけぬ罠が潜んでいることは、あまり知られていません。

この世界には、食べ放題と明らかに相性が悪い野菜が存在します。

そして恐ろしいことに、その野菜を、平然とメニューの中に並べているお店が少なくないのです。

そのことを知らない私は、食べ放題の後半にその野菜に手をつけてしまいました。

その野菜を口にした瞬間、順調だった箸の勢いが止まり、満腹感を超えた圧迫感が去来します。

それまでの箸の勢いは完全に失われ、胃の圧迫感に大汗をかきながらスローペースのまま終了を迎えます。

そして店を出た後、通行人が行き交う駐車場の前で、(汚い話ですいません)戻してしまいました。


家族や友達との親睦、恋人とのデートといった場面で私のような失態を犯せば、重大な信頼喪失に繋がりかねません。

そして恐ろしいことに、このトラップの正体はあまりにも身近な野菜であり、誰もがリスクと隣り合わせなのです。

そこで、知らないと引っ掛かりかねない食べ放題の罠について、この記事で警鐘を鳴らすことにしました。


2. 生たまねぎは、食べ放題でオーダーしたらダメ

結論から言いますと、その野菜は玉ねぎです。

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それも、火を通していないたまねぎです。

この生たまねぎは、メニューの野菜欄に載っていることが多く、バーベキューでお馴染みの輪切りの形状で出てくることが多いです。

しかし、この扱い方が、生たまねぎの副作用を増幅させます。

もはや私には、店側の悪意に映ってしまうのですが、こうした落とし穴に気付ける人はごく少数なのです。

生たまねぎのために、食べ放題の最中に戻してしまう人、因果関係に気付かないまま気分を悪くして店を後にする人も多いのではないでしょうか?

「食べ放題終盤の気持ち悪さ」は、満腹感ではなく、生たまねぎのために覚えているケースも少なくないのかもしれません。

実はこうした症状は、ネギ科由来のアリシンという成分に由来します。

この成分は、優秀な健康価値を発揮してくれる反面、胃への強い刺激作用を持ちます。

このアリシンが、食べ放題中の胃に作用することで、強い吐き気や胃もたれが現れるのです。

3. アリシンは、エネルギー代謝の縁の下の力持ち

生たまねぎのアリシンは、ネギ科特有の成分です。

身近な野菜では、中華料理に多用されるニラやラッキョウに多く含まれています。

中華料理といえば、食べた後に力が湧いてくるようなイメージを持つ人が多いと思います。

ああした中華料理のエネルギッシュな効果は、アリシンの生理作用といっても過言ではありません。

なぜならアリシンは代謝反応の触媒として働くビタミンB1を強化し、エネルギー代謝の効率を改善するからです。

「代謝」とは、糖をインスリンの媒介でエネルギーに変換する化学反応を指します。


化学反応の常として、反応の効率を上げるには分子(糖、インスリン)だけでは不十分です。

反応を促す触媒の媒介なしには、効率よい反応は期待できません。


「代謝」の触媒として働くビタミンB1が不足したまま、いくら糖を摂取しても満足なエネルギーは作られません。

それどころか、糖が乳酸(疲労物質)に変換されて疲労を感じやすくなってしまいます。

ところが、水溶性ビタミンのビタミンB1は、調理の過程における流出率が高く欠乏しやすい性質を持っています。

そこで、アリシンは、失われやすい水溶性のビタミンB1を脂溶性のアリチアミンに変換します。

ビタミンB1を失われにくい脂溶性に変換できれば、糖とビタミンB1による代謝効率を向上させることができます。

脂溶性に変換されたビタミンB1はアリチアミンとなり、肝臓や脂肪組織に貯蔵されるようになります。

アリチアミンになってもビタミンB1の触媒作用は保たれるので、体に十分な量を供給できるようになり、代謝効率が改善しエネルギーが満ちてくるわけです。

アリチアミンの有効性は製薬会社からも評価され、滋養強壮剤「アリナミン」の有効成分に採用されるほど。

「失われやすい」ビタミンB1を「失われにくい」アリチアミンに変換してくれるのが、他ならぬネギ科のアリシンなのです。

つまり、アリシン溢れるネギ類の野菜は、天然の滋養強壮剤ということができます。

「なぜ中華料理を食べると力が湧くか?」という問いに対しては、ネギ科の野菜を多用するからというのが1つの正解でしょう。

これは、疲労回復をテーマとする健康食品の多くがアリシンやアリチアミンを有効成分とすることからも読み取れます。

4. アリシンには、強い刺激作用もある

「アリシンには、ありがたい効能がある」ことは分かっても、いまいち実態が掴めない人が多いのではないでしょうか。

そんな方に、一発でアリシンをイメージしてもらうには、たまねぎを思い出してもらうのが一番でしょう。

たまねぎをカットしたときに飛び散り、微量でも目に入ると涙が出てくる刺激性の液体。

あの刺激性の液体こそがアリシンです。


アリシンは、強い刺激作用も持つ物質です。

この刺激性はアリシンの硫黄成分に由来し、ネギ科の植物が外敵から身を守るために備わる生理作用です。

ネギ科の植物が草食動物に襲われると、破壊された組織からアリナーゼという酵素が滲み出ます。

この酵素の発生を契機に、ネギ科植物のアリインが刺激性のアリシンに変換されます。

これは、刺激性の臭気を放つことで動物を撃退し、残りの体組織を保護するために備わる仕組みだと考えられています。

こうした刺激作用は、病原菌やカビに対しても殺菌効果を発揮するので、人体においても感染症の予防などに役立ってくれます。


しかしながら、アリシンの主要な役割は外敵の撃退です。

たまねぎを切って目から涙が出るように、アリシンを取り込んだ胃もまた強い刺激作用に苦しむことになります。

アリシンの刺激作用によって、胃は、異常事態に対処しようと胃酸の分泌を増やします。

胃酸の増加は、人体へ不快感として現れ、胃もたれや胸焼けなどの症状が惹起されます。

通常なら、ただの食欲不良、気持ち悪さで済むでしょう。

しかし、食べ放題の最中、特に食べ放題後半の胃に、アリシン由来の不快感が起これば、箸のペースが止まること間違いなし。

それどころか、強烈な吐き気を催す可能性が極めて高いのです。


5. 食べ放題での生たまねぎとの関わり方

食べ放題でたくさん食べたい時は、たまねぎ系の食品は注文しないのが賢明です。

たまねぎのアリシンは加熱によって分解することができますが、全てが分解されるわけではありません。

火を通したニンニクを食べても嫌な匂いが翌日に持ち越されるように、加熱だけですべての成分を分解できるわけではないのです。

したがって、食べ放題の時はアリシンを含有するネギ科の野菜は遠ざけたほうが身のためです。

満腹状態+アリシンという条件は、嘔吐反応を引き起こすのに十分だからです。

これを知らずに破ってしまうと、公衆の前で全戻しした私の悲劇をたどりかねないので、ご注意ください。



もちろん、アリシンは、代謝改善、疲労回復、感染症予防、アンチエイジングといった優れた効果を発揮してくれる成分です。

その優れた健康価値だけを享受したい方は、健康食品という形で摂取するのがベストです。

たとえば、「にんにく卵黄」は私の祖母も10年以上服用を続けていますが、その成果もあってか、90歳になっても癌や認知症と無縁。

実家では元気に庭家事を頑張っていて、帰る度に頭の回転の早さに驚かされます。




月々1,729円で送料無料。年間2万円ですが、活力的な日常と長寿の対価にしては、十分なコスパだと思います。



以上、食べ放題の際は、生たまねぎの回避はもちろんのこと、同席するメンバーが手を出そうとしていたら助けてあげてください。

この記事によって、食べ放題の充実度が少しでも上がるなら幸いです。

読んでいただきありがとうございました。

【旅・初心者必見!】不要な荷物を捨てて旅の充実度を高めよう【荷物軽量化のヒント】

旅の充実度と荷物の重さは、相関関係を持ちます。

荷物が重すぎると、旅行中に移動できる範囲が大幅に制限されるからです。

普段、行かない土地に行くから「旅」なのに、移動に支障が出れば充実度は下がるに決まっています。

つまり、最高の旅を実現する上で、荷物の軽量化は欠かすことのできない条件です。


結論から言うと、不必要なものを最初からかばんに入れないだけでOKなのですが、要るものといらない物の区別ができていないと、荷物の選別は難しいでしょう。

そこで今回は、旅経験暦4年の私が、海外旅行をする上で携帯する必要性に乏しいと感じた物を紹介していきたいと思います。
この記事が、海外旅行に慣れていない人の役に立つなら幸いです。

下の写真は中国・唐時代の僧侶、玄奘の絵。

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荷物が重そうである。
彼みたく旅行を苦行化する必要は全くありません。

最小限の荷物を背負って小回りを利かせ、色々な場所に行き、たくさんの人と出会いましょう。

それでは、旅に不必要なものを紹介していきます。

1、液体系の洗剤類
液体系の洗剤類は、テロの疑いを持たれるため、空港の荷物検査で没収される可能性が高いです。
空港の荷物検査で没収される可能性が高いものは、最初からカバンに入れない事が正解です。
(サバイバルナイフなどの危険物も没収の対象なので持っていかない)

日本から持っていかなくても
大手量販店は大抵の国に進出していますから、たいていの生活必需品は現地で揃います。
色落ちなど、海外製品が不安という方は、日本の粉末洗剤を持っていくと良いと思います。
粉末状なら空港での没収の恐れも、重量もありません。

2、本
経験上、旅の一番のお荷物は本でした。

本は知的な性格を演出できるアイテムです。

国内外に関係なく、自己紹介的な目的で読書してしまう人は案外多いのではないでしょうか。

しかし、旅先で読書が進むことは滅多にありません。

これは、非日本語情報に囲まれる中で、日本語感覚が薄まってくるからです。

日本語感覚が減った状態でやる読書は効果が薄いですし、旅先での貴重な時間を圧縮させてしまいます。

また紙の書籍は、荷物の重量を増やし、疲労感を増やすデメリットもあります。

つまり、重い紙の本は旅の妨げになりやすいので、持ち込まない方が懸命です。

どうしても、旅先での読書が欠かせないという方は、スマホ内にKindleといった電子書籍をインストールしておきましょう。

電子書籍なら、アプリ内の情報として持ち歩けるため、重さを取りません。

さらに、Kindle unlimitedに登録すれば、読み放題対象本の書籍(18万冊)が読み放題です。

最初の30日間は無料で利用できますので、利用を検討してみてください。

旅は学習のきっかけが多く得られる機会なので、現地情報を調べる上でも効果的です。

4、多すぎる服

旅に持っていく服は、最低限に抑えることをオススメします。

ファッションに敏感な女性だと、多くの服を持って行きがちですが、衣服はバッグを圧迫するだけでなく、特有のリスクがあるのです。

まず、裕福そうな外国人は、盗難の標的になりやすいです。

お金持ちをイメージさせる先進国の衣服は、「私はお金持ちですよ」と教えるだけなので、スリやぼったくりのリスクを高める事につながります。(裕福な人が集まるエリアは別)

犯罪リスクを軽減するもっとも手っ取り早い方法は、現地に溶け込む事です。

現地民に溶け込める服装は、現地でしか購入できないので、日本から多くの服を持ち込む必要はありません。

日本からは、普通の衣服を2パターンほどで良いでしょう。


5、南京虫のリスクも存在します。

南京虫に寄生された瞬間、手持ちの荷物は全て破棄に追いやられます。

仮にカバンや服がブランド品であっても、すべて破棄しなければなりません。

でなければ、日本の自宅に持ち込み、睡眠も妨げられるほどの激しい痒みと痛みに襲われることになるからです。

南京虫とはそれほど恐ろしい害虫なのです。

海外のホテルで被害にあうだけならまだしも、自宅へ持ち帰ってしまった場合には、家が南京虫の巣となり、生活が困難になるケースも少なくないようです。

まだ日本では知名度の低い害虫ですが、私は、海外旅行のリスクファクターとして度々警告しています。
http://illuminated29.hateblo.jp/entry/2016/09/09/224411


この南京虫に備えなければなりません。

被害にあえば、荷物が全て破棄ですから、予め万が一の被害を最小化できるように用意しなければなりません。

それは、日本から多くを持っていかない事です。

そうすることで、南京虫のリスクヘッジはもちろん、軽快になり、旅の行動範囲を広げる事にも繋がるのです。

どうしても南京虫が怖いという方は、日立のスチームアイロンを持って行きましょう。

日立 衣類スチーマー ブラシ別売 CSI-S1 B

私も、対南京虫のために購入しましたが、高温が出せるため、駆除に効果的です。重さもないので荷物の軽量化の支障にもなりません。


6、さいごに
旅は経験を求めて行う行動です。

経験は、見聞きできる範囲が広がるほど充実しますが、そのためには自身が軽快でなければなりません。

旅先で身軽になれるかは、持って行く荷物の選別に左右されます。

つまり、旅の充実度は、荷物の準備段階で、ある程度決まってしまうのです。

もちろん、「何が必要な荷物か?」は、個人の状況によって異なるため、結局は個人が経験によって自覚していくしかしかありません。

しかし、旅の不用品というものは、個性を超えてある程度共通するので、自分の経験をシェアしてみた次第です。

この記事が少しでも皆様の参考になれば幸いです。

英語留学は12歳までにやるべき

人間にはクリティカルエイジ(臨界期)があります。
これは能力の基礎が出来あがる時期のことで、この時期を過ぎた後に訓練しても能力は効果的に上昇しません。

脳は大変早熟で80%以上は3歳までに完成されるようです。
その中で、言語能力の基礎は、12歳~13歳くらいの間に出来上がります。
実際には、「聞き取り」を担当するウェルニッケ野(知覚性言語野)と「発話」を担当するブローカ野(運動性言語中枢)でクリティカルエイジは異なります。
東京大学先端科学技術研究センター客員教授小泉英明氏によると、言語中枢の臨界期は、ウェルニッケ野が3歳、ブローカ野が12歳だとされ、聞き取りと発話で完成の時期が異なることが分かります。

したがって、ネイティブ並みの言語能力を身につけるには、3歳までにネイティブの音の感覚、12歳までに喋る訓練を経験しないと、効果的ではありません。
子供の可能性を広げたい親は、できれば3歳、遅くとも12歳までにネイティブとの交流を経験させないと、子供に英語の苦手意識を宿命づけかねないのです。
中には、オーディオや日本人英会話講師で良いと思われる方もいるでしょうが、正しい音や言語の感覚を学ぶことができるのは本場のネイティブスピーカーからだけです。
機械から流れてくる音だけでは、口の動きや言語特有の雰囲気が掴めません。
日本人英会話講師も、日本語の感覚の延長で英語を扱っている人が多いので、間違った英語を教わりかねません。
つまり、子供に英語を与えたい親子さんは、何らかの方法で、子供が12歳になるまでの間にネイティブとの交流を経験させておく必要があるのです。


実際、子供が幼いうちにネイティブ英語と接させる親は少なくありません。

最近は日本もグローバル化を迎え、親子留学のためにフィリピンなどに留学に向かう家庭が増えています。

こうした動きは、子供の選択肢が大きく広がるだけでなく、学習費用を抑えることにも繋がるでしょう。

たしかに目先の留学費用は増えますが、言語として英語を身につけた後の子供は自発的に学習を行うようになります。

何事もそうですが、学習は自発的に行わなければ身につきません。

しかし、普通の日本人は、英語を学問として受動的に「学ばされ」てしまいます。

ここに英語に対する日本人の苦手意識の芽があるのですが、ほとんどの人が疑問を持つことなく、学問として英語を極めようとお金をつぎ込みます。

これに対する正当解は、英語が(日本語と同じ)言語に過ぎないことを理解させることです。

そうすれば、自然と英字サイトや洋画を視聴し始めるでしょう。

こうした行動は、自発的な分、学習効果の高い経験として蓄積されます。しかもインターネットを使えば、費用は0円で済みます。

自発的な英語学習を促す第一歩は、ネイティブとの会話です。

つまり、英語への抵抗を克服しないまま延々と教材を買い続ける無駄に比べれば、自然な言語感覚が身につく3歳~12歳までの間に親子留学を行なって英語への抵抗感を払拭してあげた方が、「習得効率」と「お金」の両面でリーズナブルなのです。

さらに、あまり競争などと言いたくないですが、学校での序列競争や受験においても有利に働くことは間違いありません。


以上は、個人的利害の話でした。

しかし、次世代が英語を身につける利益は、個人の範囲に留まりません。

むしろ、次世代が英語を身につけることは、日本全体の再浮上の鍵を握っているといってもよいでしょう。

なぜなら、国民が使用できる言語は、市場規模に比例するからです。

ガラパゴス化」は、内需経済へのこだわりのあまり行き詰まった日本の病理を表す言葉です。

国内の閉鎖性のために市場拡大に支障をきたし、そのまま国内最適が進むと、商品開発にも遅れを取ったまま、最終的には進化した外来種に淘汰されてしまうという将来への警鐘も意味しています。

では、なぜ悪いと分かっていても「ガラパゴス化」が進むのか?

それは、現世代の外国語能力(主に英語)の低さのためです。

世界言語である英語への苦手意識が、そのまま拡大意識の希薄さに繋がっていることは間違いないでしょう。

外国語能力が低ければ、現地の商習慣の理解や実際の交流に困難が生じるので、容易に進出を阻害します。

外国市場との接触が少ないと、限られた自国市場だけにコミットすることになるので、物やサービスを作るときも、その人たちのことしか考えられなくなるのです。

こうして自国市場への最適化が続いた結果、ますます外国市場への適応が減り、発展は停滞します。

そして、最終的には世界の需要を取り入れるべく効果的に改良に取り組んだ「外来種」に淘汰されてしまうという流れです。


実際、アメリカを始めとする世界の国々は、世界市場へ向かって拡張を続けるグローバル企業を擁しています。

こうした企業は、世界最先端を追求し、常に新しい市場を虎視眈々と狙っています。

GDP第3位の日本市場が狙われないはずがありません。

先の「ガラパゴス化」の警鐘のとおり、もし今後も停滞が続くと、日本市場が外国企業に占拠される日がやってくるかもしれません。

ただでさえ、日本は「低賃金・長時間労働」を原因とする、自殺などの問題を抱えていますが、市場規模が先細れば社会の病弊が加速することも間違いないでしょう。

さらに、世界的大企業は日本にもトヨタ、ホンダなどがありますが、悩みの種である後継人材の不足を解決できなければ、

「傭兵」として雇った外国人からの乗っ取り工作にも耐えられなくなります。

日本の人材不足の元は、単純な人数不足というより、世界的視野を持った層の不足なので

大企業の運営、乗っ取り防止のためにも、日本人の英語習得は不可欠です。

そして、英語を取得できれば、守り以上の効果があります。

日本人に英語由来の新規な発想がもたらされれば、きっと外国を驚かせるような素晴らしい発想が出てくるでしょう。

こうしたメリットが山ほどあるのですから、これからの日本人は、12歳までの海外留学によって、英語への抵抗をなくすべきです。

英語を学ぶデメリットもあるでしょうが、経済の停滞状況などを見れば、「もはやそんなこと言ってられない」状態です。

以上のように、今日の日本人が英語を学ぶことは「個人」と「社会」の両面からメリットがあります。

もはや、「グローバル化拒否」は、不可能な時代に差し掛かっており、外国市場に攻めて行くためにも、外国人から自国市場(企業)を守るためにも、世界的視野をもたらす英語の取得は不可欠です。

そのためには、言語取得のクリティカルエイジである12歳までに、世界言語であるネイティブ・イングリッシュの人たちと関わらなければなりません。

そのための手法が留学です。

もし留学が難しいという方、留学費用を節約したいという方はDMM英会話の利用を検討してみてください。
留学の効果には劣りますが、子供が12歳になるまでに利用できれば、確実に英語が身につきやすくなるでしょう。

中国の移民兵器を破る方法は1つしか残されていない【先祖から付託された現世代の使命とは】

中国人が他国を征服する際にとる行動は2つです。

1、軍事占領
2、大量の中国移民を送り込んでの同化政策

上には1、2と書きましたが順番は逆で、最初に同化政策が検討され、現地人が拒めば軍事占領が実行に移されます。

本記事では、第一のステップである同化政策にフォーカスしながら、日本に迫り来る移民兵器への対処法を考えます。

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