Ossan's Oblige "オッサンズ・オブリージュ"

文化とは次世代に向けた記録であり、愛の集積物である。

富裕層おじさん(叔父さん)が実践していた3つの行動【天才じゃなくても真似できる】

2020年の正月に親戚の家に訪れたら、叔父さんが富裕層になってました。

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なにも見た目がド派手になったとか、急に羽振りがよくなったという訳ではありません。

夜に一対一で飲んだ時、酒が進みすぎたのか、急に打ち明けてくれたのです。

会話の中で現れた一言によると、「富裕層以上、超富裕層未満」だそうですが、方法は言うまでもなく「株」です。

もちろん彼は国立大理系卒で優秀な人間ではありますが、キャリア的には至って平凡。
労働収入もおそらく平凡で、この記事を読まれている皆さま方と同じか、将来的に追いつける数字です。


地頭の良さを「株で勝つための戦略」で発揮できたことが、「億り人」の決め手になったと言えるでしょう。

とはいえ、その成功パターンは、その行動さえ真似できれば誰でも再現可能という印象を受けました。

本記事では、「なぞれば高確率で億の資産を築ける」富裕層おじさん(叔父さん)の成功法則について述べたいと思います。


第1章 : 叔父さんが富裕層になっていた件

すでに述べた話なので深堀りはしません。

叔父さんとは、2014年頃以降、ご無沙汰という状況。

手に仕事をつけ、家・子持ちという、どこにでもいるおじさんでした。

そんな彼と交流がなかった2014年−2019年の5年間は、日銀の量的金融緩和政策に火がついた時期。

日銀の量的金融緩和政策による「市中への資金供給」は、株式市場でも発揮され、大規模な「買いオペ」が実施されます。

その結果、日経平均価格も、12,800円台(2013年4月)から24,000円台(2019年12月)へと90%近い「うなぎ昇り」を示しました。

叔父さんは、これに乗じて資産を膨らませたと思われます。


第2章 : 叔父さんの行動から浮かび上がる「富裕層になるための心構え」

今日、お金持ちになる条件は3つです。

  • 才能ビジネスをする
  • 経営者としてビジネスを統括する
  • 投資家になる

才能ビジネスと経営者

今日、お金は「才能」の元に集まります。

メジャーリーガーの年収は1979年から40年間で倍に増加しましたが、サラリーマンの年収は増えるどころか、多くの場合、減ってさえいます。

これは報酬の対象が交換が効くものか否かに由来します。

コモディティの価格は下落しますが、唯一無二の才能を市場に提供できれば、富を一手に集めることができるのです。


経営者も労働を対価にする点では、才能ビジネスと同じです。

ビジネスの意思決定を担うため報酬も大きくなりますが、代償として「一番ツライ」ポジションで矢面に立たなければなりません。


投資家

前2つの立場に比べると、最も難易度が低いのが「投資家」というポジションです。

企業に活動資金を貸す見返りに利益の一部を受け取るという、歴史的に金持ちユダヤ人の地位を確立した金融業者のポジションですね。

これが現代においては、投資という名前で庶民に開かれているわけです。

私の「叔父さん」でも富裕層になれる程度の難易度であって、だからこそ一般人が目指すべき方向性であると言えます。


第3章 : 富裕層になるために真似すべき「生活の改善」

日本人の給与は、最低でも20万円は手取りがありますよね。

これは途上国の大衆には開かれていない可能性であって活用しない手はありません。


富裕層になるための心構え

配当を積み増していくスタイルが基本

富裕層になること自体は、株式投資(成長国や安定企業の株式の長期保有)だけで実現できます。

なぜ「株式投資だけで金持ちになれる」と言い切れるかというと、株式が融資であるからです。


企業への金貸しなので、利息が生まれる


車や家の購入にローンを利用した場合、返済者は利息を加えて返さなければなりません。

株式投資も「企業に対する融資」なので、「証明書としての株式」を所有するだけで企業から利息が支払われます。

「利息が雪だるま式に膨張」というプロセスは、リボルビング払いで破産する人が辿る仕組みですが、株式投資においてはこの逆が起こるのです。

東証市場に上場できる企業は屈強なものばかりなので、その中の勝ち組を選べば安泰です。


給与の半分以上は、投資に回すよう心がける

「ローンの返済」などがあるとキツイかもしれませんが、なるべく給与の半分以上は、株式投資に回しましょう。

富裕層になる上でのリスクといえますが、「節制」と前向きに捉えて、出費を最小限に抑えましょう。


仕事に全力投球できるように、余計なストレスは排除する

「優良株の長期投資でOK」と理解しつつも、ほとんどの人が失敗するのは次のような心理状態が働くからです。

「目先の楽しいことにお金を使いたい」

人間ですから、この心理は誰にでも起こる心理状態です。

しかし、克服できる人と堕ちていく人を分ける差は、「いかに日常の疲労感を減らせるか」に尽きます。

日常のストレスが重いから出費を増やしたり、目測を誤って投資ルールを破りたくなる心理が働くのです。

「日常の負担をいかに減らすか?」という問題の解決は、富裕層までの最短ゴールを可能にする最大級のポイントとなるでしょう。


富裕層になるための生活の工夫

富裕層おじさん(叔父さん)がやってたことその① 共働き

お金持ちを目指す上で改善すべきポイントは、収支率です。

「収入の最大化 + 支出の最小化 = 運用できる金額」

収入の最大化を目指す上では、家族のメンバーの中で無収入をなくすことが大事です。

洗濯機、食器洗い機などの技術革新によって専業主婦というポジションは不要です。

家庭の状況によりますが、可能であるなら、奥さんにも働いてもらうべきでしょう。(叔父さんの家は共働き)


富裕層おじさん(叔父さん)がやってたことその② 安売り・半額の商品を買い漁る

これは支出を減らす上での工夫です。

支出を切り詰めようとしても、ショッピング欲は男女関係なく湧いてくるものです。

過度に我慢すればストレスになりますし、早晩、爆発して無駄遣いするのが見えています。

だからこそ、ショッピングは、我慢しないでください。

ただし、市場を選ぶことが大事です。

スーパーの格安品、半額品品を買い漁ると、節約になることに加え、ストレス発散にも繋がるとのことでした。


富裕層おじさん(叔父さん)がやってたことその③ 家事の自動化

これは共働きの環境に不可欠な条件といえます。

共働きをやるとまず生じるのが「誰が家事をするか」です。

これが夫婦間トラブルになるそうですが、機械による自動化の仕組みを導入すれば解決できるとのこと。

叔父さんの家の中を観察させてもらう限り、次のような工夫が垣間見られました。

1、食器洗い機
2、ドラム式洗濯機
3、ルンバは使わない(家の床に傷がつくとのこと)


1、食器洗い機
食器洗い機は、私の実家でも使用しています。
一人暮らしを初めて知ったのですが、手洗いの場合、油が落ち切らずにベタベタになりますよね。

でも食器洗い機で洗った皿は、完全に落ちきる様子でした。
寒い冬に手を冷やすこともなく、水の使用量も適量に抑えられます。

コスパ良なので、導入決定でOKだと思います。


2、ドラム式洗濯機
濡れた衣類をお日様にかざす意義があるのでしょうか?

そこにこだわる方は、普通の洗濯機で良いのかもしれません。

しかし叔父さんの家には、ドラム式乾燥機が導入してありました。


3、ルンバは使わない(家の床に傷がつくとのこと)
叔父さんに「ルンバは使わないのですか?」と質問すると、「床に傷がつくから止めた」とのことでした。


さいごに

富裕層になった叔父さんの話には、今後の自分を考える上で参考になる学びに溢れていました。

富裕層を目指したいという人は多いと思うので、シェアした次第です。

メンタルの調整をしながら、着実に富裕層を目指しましょう。